駅三(ヨクサム)駅近くの路地にひっそりとある小さなカフェ、TBS Coffee Work(탕비실 커피워크)。「タンビシル」という名前のとおり、会社の給湯室のように気軽に立ち寄れる街のコーヒー屋さんです。江南のど真ん中、オフィスビルの間でこういうお店に出会えるとうれしくなります。

名前の由来
店名は、韓国のオフィスにある「タンビシル(湯沸室)」、つまり給湯室から取ったものです。仕事の合間にちょっと抜け出してコーヒーを一杯飲む、あの空間です。40平方メートル(約12坪)ほどの小さなお店が、実際にそんな役割を果たしています。studiohoonが手がけた内装はコンクリート、木、ステンレスの組み合わせで、すっきりしていながら温かみがあります。

コミュニケーションボード
このカフェでいちばんユニークなのは、壁一面を埋める「コミュニケーションボード」です。毎月ひとつ質問が出され、お客さんがその答えを書き込みます。抽選で景品ももらえます。初めて来た人も毎日通う常連さんも同じ壁にメッセージを残すので、なんとも言えないつながりが生まれます。その横にはお客さんのポラロイド写真がびっしり並んでいます。

空間と雰囲気
大きな窓から外がよく見える席があります。木のテーブルと椅子の組み合わせがシンプルで、オフィスビルが見える眺め(?)がいかにも駅三らしいです。席数が多くないので、平日のお昼はすぐに埋まります。

カウンターの前にはTBS Coffee Workのイラストポスターが立てられていて、奥にはE61グループのエスプレッソマシンとグラインダーが見えます。壁にはエチオピアの産地地図が掛かっていて、コーヒーに本気のお店だということが伝わってきます。


片側の壁には、JBL 4312GスピーカーとヤマハRN402レシーバー、そしてレコードのコレクションが置かれています。店内には静かにジャズが流れています。豆は合井(ハプチョン)のスペシャルティロースタリー「ビーンブラザーズ(Bean Brothers)」のものを使っています。

メニューと価格

価格はお手頃です。エスプレッソとアメリカーノが4,000ウォン、ラテ類が4,500ウォン。フィルターコーヒーは産地によって6,000~8,000ウォンで、フィルターコーヒーを注文するとアメリカーノのおかわりができます。ドリンクはすべてテイクアウトで500ウォン引きです。
| メニュー | 価格 |
|---|---|
| エスプレッソ | 4,000ウォン |
| アメリカーノ | 4,000ウォン |
| ラテ / バニラビーンラテ / フラットホワイト | 4,500ウォン |
| フィルターコーヒー(グアテマラ~コロンビア) | 6,000~8,000ウォン |
| アールグレイミルクティー / 抹茶ラテ / エイド | 6,000ウォン |
| フラワーエッグタルト | 3,500ウォン |
| メロウカスタードプリン | 5,500ウォン |
| バスクチーズケーキ | 6,000ウォン |
デザートの中ではエッグタルトが人気メニューです。メロウカスタードプリンもレビューでの絶賛が多く、ゼラチンが強すぎず、絹ごし豆腐より少しかためくらいの食感だそうです。アイスラテもバランスのいい味でした。全体的に、主張しすぎない味がこのお店の特徴です。

基本情報
| 住所 | ソウル江南区論峴路66ギル9 1階(서울 강남구 논현로66길 9, 1층) |
| 営業時間 | 平日08:00~(正確な閉店時間はインスタグラムで確認) |
| 価格帯 | アメリカーノ4,000ウォン / ラテ4,500ウォン |
| 駐車場 | なし(近くの有料駐車場を利用) |
| 座席 | 約12坪、10席前後 |
| ポイント | フィルターコーヒー注文でアメリカーノおかわり / テイクアウト500ウォン引き |
| インスタグラム | @_tbs.coffeework |
駅三で静かにコーヒーを一杯飲みたいとき、主張しすぎない味と雰囲気を求めているときにぴったりのお店です。小さな空間が生み出した、街のコミュニティの力を感じられます。


コメントを残す